京都の結婚式といえば和装をイメージする人も多いですが、
挙式の際にはドレスをチョイスする人も多いです。
その事情としては、お色直しの兼ね合いなどもありますし
式場の混雑状況などに合わせて時間の割り振りを鑑みて
そのようにする人もいます。
そして、動きやすさやドレスへの憧れからもそのようにする人もいます。
しかしながら、スタジオでの京都で和装の前撮りするなら秋の紅葉を背景に
和装を選択する人も多いです。
日本人ならではの民族衣装であり、文化を継承する
美しい衣装を身に着けての撮影は、一生の思い出にもなります。
また、京都では、風情ある街並みでの撮影をしたり、紅葉とともに新緑も楽しめるお寺であったり、例えば神社人気の今宮神社などスタジオ内でも素敵な演出をすることで、その写真を
年賀状に使ったりする人もいます。
結婚するときには一生に一度のことですので、思い出になるような
ことをすると、夫婦にとっても両親やその他の家族や友人にとっても
幸せな気持ちが増します。
より美しく写るために、エステティックサロンなどで
磨きをかけることもできます。
ゲストとして着る着物に家紋は必要?着物の格について
着物には種類があるので結婚式にゲストとして招かれた場合、何を着ていけばよいか迷う場合があります。
着物には格があり、立場によって着るものが違ってきます。
最も格式あるのは黒留袖で、背中の中心と両胸、後ろ袖に五つの家紋が入っています。色留袖もあり、五つ紋をいれることで黒留め袖と同じ第一礼装になります。
黒留袖が既婚女性しか着ることができないのに対し色留袖は未婚女性も着ることができるのでゲスト側が着てもよいですが、親族側の女性が着ることが多いようです。
略礼装となるのが三つ紋をいれた色留袖や訪問着です。訪問着はそこかしこに模様がちりばめられた豪華なもので未婚・既婚の区別なく着られ、パーティーや式典、お茶会などでもよく見かけます。
振袖もありますが、これは未婚女性が着るもので大振袖といわれるものが正装です。この他には付下げや小紋がありますが、これらは外出着として用いられるので正装や礼装として着ることはできません。
これらのことから考えるとゲスト側にもっともふさわしいのは訪問着だといえます。未婚・既婚の区別なく着られますし、黒留袖はもちろん色留袖を着るのも親族の女性である場合が多いからです。
未婚女性の場合は振袖も正装になりますが、袖の長さを調整しないと花嫁と重なってしまうことがあるので注意が必要になります。