冠婚葬祭などの付き合いは慶事だけにして、弔事は家族葬などで済ませるなどの負担の少ないやり取りが新しい様式になりつつあるのです。忙しくて金銭的な負担が難しい現代ですので、こうした親戚付き合いも価値観と共に変化してゆきます。
結婚をする時には友人や知人や限られた親類を招き、食事会などを披露宴代わりに開催する流れも増えてきました。事前に婚前旅行やフォトウエディングを行っておけば、食事会で二人の簡単なエピソードの紹介も行えます。
費用的にもスケジュール的にも大きな負担が取り除かれて、新しい生活へ向かうための資金に充当出来るメリットがあるのです。
大切なことはお互いの知縁に結婚を発表し、人となりを分かってもらうことに他なりません。そして結婚生活を充実させることこそが、本当の親孝行であり知縁に対する恩返しなのです。招かれた人は形式ではなく、心から祝うことで祝辞になります。大切なのは気持ちなのです。
フォトウエディングはそのための記念になりますし、フォトウエディングを行うことで発表の場が少し華やかになります。結婚式で数百万円の負担をするかわりに、こうした略式の発表会をすることも選択肢です。
フォトウエディングについて
フォトウエディングはその名の通り、結婚式を行う代わりに記念写真だけ撮影する意味で始まりました。結婚式をすることが当たり前だった時代には地味婚などと言われておりましたが、現在は式を行わないカップルも増えてきました。
二人の共同作業ですが、金銭面や時間などの支出は少なくありません。新しい生活を送るためには、貯蓄が必要なのです。
フォトウエディングを行えば、タキシードや花嫁衣装などを着て晴れの日の記念の姿を後世に残すことが出来ます。二人の生活は楽しいことも辛いことも一緒に、良いことは二倍になり悲しいことは半分ずつになるように、気持ちを込めて撮影すればそれは立派な結婚式の代わりになるのです。
フォトウエディングは予約制で、レンタル衣装や背景などを好みに応じて選ぶことが出来ます。近年では婚前に撮影したり、結婚前の旅行などで神社などのロケーションで、スナップを含めて依頼出来るなどのバリエーションがあることが特徴です。
自由度も上がっており、思い出と一緒に記念日を撮影することが出来ます。また新婚旅行パックなどで、簡易的な神前結婚式など二人だけで行う式を挙げることも可能です。親族や知人を招いて行うよりもコンパクトに済むことがメリットになります。